このコーナーでは、これまでに展開して来た「学内の教員やポスドク、大学院生に対して『英語で教える』上で役立つ授業の設計方法や工夫について学べるオンライン講座 UTokyo English Academia(*)やワークショップについて、紹介します。説明は開催・実施当時の内容ですので、ご了承ください。
(PAGEプロジェクトは2021年3月末をもって終了いたしました)
*2017年2月10日から2021年2月28日まで開講されました。
グローバル社会の中では、高等教育に携わる人々の構成も多文化・多国籍なものになっています。日本語を母国語としない研究者や学生と知見を共有したり交流したりする機会がわが国でも拡大しており、共通語である英語で学ぶ機会の拡大と質の向上が、教育において特に求められています。
グローバル社会において重要な役割を持つ大学教員や将来教える側になる大学院生への支援として「Professional and Global Educators’ Community(以下、PAGE)」を発足しました。PAGEは主に学内の教員やポスドク、大学院生に対して「英語で教える」上で役立つ授業の設計方法や工夫について実践的に理解を深めるプログラムとして、オンライン講座とワークショップを企画・運営するとともに、その成果を発信しています。
PAGEの特徴
いつでも学べるオンライン講座「UTokyo English Academia」やセミナー、ワークショップを開催しています。
スキマ時間を活用して研究ライフに使える英語をインプット!
EA1,2では研究発表や学会での交流、授業の実施までを含むアカデミック・コミュニケーションのための英語に焦点を当てます。
EA3,4ではエディンバラ大学のニコラ・ギャロウェイ氏を講師に迎え、English medium instruction (EMI: 英語で専門科目を教えること) が求められる背景、定義、利点や課題、そして英語で専門科目を教える際の教授言語としての英語のあり方を学べます。
修了条件を満たすと受講証を得られます。
(※サービス終了に伴い、修了証発行は2021年2月28日までです)
これまでのコース登録者は2万5千人を超え、本学の院生や教職員も数多く利用しています。
こんな人におすすめです。
こんなことが学べます。
英語で教えるための知識を実践に結びつけるワークショップなどを実施しています。
PAGEスタッフによるワークショップのほか、国内外から専門家を講師としてお招きしたワークショップやセミナーを開催してきました。
【これまでの開催実績例】
「『英語でのクラス・マネージメント』ワークショップ」「『英語で教える』スキルを磨くワークショップ」「英語での講義とプレゼンスキルを磨く」「教室での異文化コミニュニケーション対応法」「Teaching Effectively in English〜英語で効果的に教えるために〜」など。
こんな人におすすめです。
現在予定されているワークショップはありません。
これまでに開催されたワークショップはこちらから見ることができます。
2015年度に、授業中のグループ・ディスカッションをテーマとした動画コンテンツを開発しました。
動画では、グループディスカッションを取り入れた授業で教師が直面しやすい課題とその解決策の一例を紹介しています。
ぜひご活用ください。
東大FFP | 大学総合教育研究センターでは、大学教員を目指す東京大学の大学院生、ポストドクター、若手教職員を対象として、教育能力の向上を目的とするプログラム「東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)」を開講しています。 |
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インタラクティブ・ティーチング | 「インタラクティブ・ティーチング」とは、学習者の主体的な学びを引き出し、これを支え、促進することを目的に掲げ、学習者相互および学習者・教授者間の教育的コミュニケーションを重視した教え方のことです。 |
コンサルテーション | 授業デザインやシラバス、カリキュラムの見直し、プログラムの新規の立ち上げなど、教育に関わる個別の相談に対応いたします。 |
学術俯瞰講義 | 学問領域の全体像はどうなっているのか、どのように有機的につながっているのかを学ぶ場となることを目指しています。 |