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東京大学(大学総合教育研究センター)とサイバー大学が eラーニング活用に関する共同研究契約を締結

2016年5月18日

東京大学大学総合教育研究センター

サイバー大学

東京大学 大学総合教育研究センター(センター長:須藤 修、所在地:東京都文京区)と、サイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区、注1)は、高等教育におけるeラーニング活用手法に関する共同研究契約を締結しました。今後1年間に亘り、目的の達成に必要なシ ステム開発や組織作り、およびコンテンツ提供の手法と運用体制に関する調査、研究を行います。

 

背景

イ ンターネットの普及やモバイル端末の浸透により、OCW(Open Courseware、注2)やMOOC(Massive Online Open Course、注3)に代表される世界規模での高等教育のICT活用と社会的貢献に期待が集まっています。一方で、教育現場における教育コンテンツの制作 やその活用では、教室で行われる授業運営とは違った方法論やノウハウが必要となり、教員のITリテラシーの向上やスタッフの育成などの組織づくりが課題で した。

サイバー大学では、受講アプリ(CC Handy for iPhone/iPad, Android)とPCブラウザによる受講履歴を同期するクラウド型eラーニングプラットフォーム「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」を独自に開発し、多忙な社会人の学士取得や学び直しに効果を上げています。また、PCブラウザで稼働するコンテンツ 制作ツール(CC Producer)は、授業コンテンツの制作から配信までのプロセスをすべてクラウドサービスとして提供し、これまでeラーニング推進の課題であった授業 コンテンツ制作の手間を省き、コストを大幅に削減することに成功しています。

本研究では、サイバー大学が運用するモバイル学習アプリや授業 コンテンツ制作ツールを用いて、東京大学の授業からeラーニングコンテンツを作製し、幅広く社会に発信するための仕組みづくりを行います。そのほか、東京 大学の、他大学との連携力を活かし、制作したコンテンツを大学間で共同運用できる環境構築について調査、研究を行います。

 

研究目的

本研究では、サイバー大学の各種教育ツールやモバイル・アプリケーションを東京大学および同学の教育研究連携機関において、以下の目的のために活用します。

  • OCWコンテンツの活用手法と教育現場におけるe-ラーニング利活用手法の開発
  • コンテンツの自主オーサリング環境の整備
  • 大学研究機関および大学間のコンテンツ共同運用設計に関する研究
  • 教材コンテンツ提供手法の開発研究

この共同研究が、将来的に多くの大学におけるeラーニングの導入を促進し、大学間での教育リソースを共有し、多様な学習機会の創出に貢献することが期待されます。

以上

 

(注1)サイバー大学

ソフトバンクグループ株式会社が設立した、すべての授業をインターネットで行う大学です。

(注2)OCW

OCW とは大学で正規に提供された講義とその関連情報のインターネットでの無償公開活動です。東京大学では「知の開放」プログラムのひとつとして、UTokyo OCWにて講義および関連資料を無償で公開しています。これらの資料等については、著作権の制限にしたがって、東京大学が許諾処理を行っています。

(注3)MOOC

大 規模公開オンライン講座(MOOC=Massive Open Online Course)は、オンラインで誰でも無償で利用できるコースを公開し、修了者に修了証を発行するサービスで、世界トップクラスの大学・機関によってさま ざまなコースが提供されています。東大は日本初の試みとして、2013年9月よりCourseraで2コースを提供して以降、2016年2月現在で全7 コース(Coursera4コース、edX3コース)を提供しました。登録者数は世界180か国以上から累計25万人を超える規模となっています。

 

<問い合わせ先>

東京大学大学総合教育研究センター

TEL:03-5841-2020

E-mail:elf@www.he.u-tokyo.ac.jp

 

サイバー大学

TEL:03-6895-0103

E-mail: jcei-koho@jcei.co.jp