掲載日:2021年03月05日

「英語で効果的に教えるために」大学教員・大学院生のためのオンラインワークショップ【実践編】

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タグ FDPAGE英語ポスドク大学院生教員新任教員

実施日:2021年2月10日(水)10:00~17:00@Zoom meeting room

東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、株式会社アルク専属コンサルタント 吉中 昌國 氏を講師としてお招きし、「英語で効果的に教えるために」大学教員・大学院生のためのオンラインワークショップ[実践編]というタイトルでオンラインワークショップを開催しました。(2020年9月に実施したワークショップと同内容です。)東京大学の教員・大学院生・ポストドクター等6名の方々にご参加いただきました。

今回のワークショップは既に英語での授業経験がある方や、これから英語での授業を担当する予定の英語レベル中上級者を対象に開催しました。前半では「英語の分かりやすい話し方」「効果的な発話スピードとは?」「話すのに適した文体とは?」「文法のメジャーエラーとマイナーエラー」について、時折実践練習を交えたり、具体例や意見を参加者同士で出したりしながら学びました。

昼休みを挟んで後半では、事前に準備してきたPowerPointスライド等を使って、自分の専門分野を英語で教える模擬授業を、一人15分程度で全員が行いました。講師から丁寧なフィードバックを受けるのみならず、参加者同士による匿名の相互評価を行うことで、自分の強みや弱みを知ることができました。

ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。
“実際に自分が模擬授業をやってみて、他の先生方の授業も聞けるのがよかったです。学生向けの授業では、教え方に関してフィードバックができないので、他の参加者の方と相互評価ができるのがありがたかったです。”
“英語の使い方、コースの組み立て方、資料のつくり方、他の先生の手法などの参考事例を豊富に学べた。”
“重要なことは書いておく、という点をご教示いただき、やってみようと思います。”

 

2015年度に発足したPAGEは、2021年3月末日を以て終了します。これまでPAGEでは、英語で教えるための知識を実践に結びつけるための講演会やワークショップを計21回行い、延べ240名の方々にご参加いただきました。皆様の今後の研究・教育活動の一助となれば幸いです。

 

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