実施日:2020年9月16日(水)10:00~17:00@Zoom meeting room
東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、株式会社アルク専属コンサルタント 吉中 昌國 氏を講師としてお招きし、「英語で効果的に教えるために」大学教員・大学院生のためのオンラインワークショップ【実践編】というタイトルでオンラインワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生・特任研究員等7名の方々にご参加いただきました。オンラインでの開催により、日本国内のみならず海外からの参加者もいらっしゃいました。
今回のワークショップは既に英語での授業経験がある方や、これから英語での授業を担当する予定の英語レベル中上級者を対象に開催しました。前半では「英語の分かりやすい話し方」「効果的な発話スピードとは?」「話すのに適した文体とは?」「文法のメジャーエラーとマイナーエラー」について、時折実践練習を交えたり、具体例や意見を参加者同士で出したりしながら学びました。
昼休みを挟んで後半では、事前に準備してきたPowerPointスライド等を使って、
自分の専門分野を英語で教える模擬授業を、一人10分程度で全員が行いました。講師から丁寧なフィードバックを受けるのみならず、参加者同士による匿名の相互評価を行うことで、自分の強みや弱みを知ることができました。
ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。
“前提知識がないいろんなバックグラウンドの人たちに英語で説明する機会をもらえる上にそのフィードバックもしてもらえるのは、とてもいい経験であり勉強になった。 また、自分の苦手部分に関して細かいフィードバックを頂き、知識を持てただけでなく、これを使って頑張ろうという大きなモチベーションになった。”
“他の人のレクチャーが純粋に面白かった。このまま受け続けたいと思ったぐらい。もっと時間をとって、その内容への質問やディスカッションができるともっと良かった。オンラインだと昼休み中やちょっとした休み時間中に雑談ができないのが寂しかった。せっかく尊敬する先生方に出会えたので、オンライン時はランチョンイベントなど、ここの人達と今後話せる場を作って、 英語の授業を頑張りたい人達のコミュニティが形成されるといいなと思う。”
PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
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