当センターのエルバス ガブリエル特任准教授の研究成果がこのほど、2つの学術誌に掲載されました。
- 1. Hervas, G. (2022). The International Popularisation of Lesson Study: Early Studies and their Relevance in Later Literature. Revista Panamericana de Pedagogía, 33, 38-54. https://doi.org/10.21555/rpp.v33i33.2397
- 本研究では、授業研究(Lesson Study)の国際化の起源を再検討している。1980年代から1990年代初頭にかけて既にその実践を国際的に記述し、これまで授業研究実践者や研究者から文献学的に注目されなかった文献について明らかにしている。
- 2. Hervas, G. & Medina, J. L. (2022). Higher Education Teachers’ Perception and Use of Content Representations in Lesson Study. International Journal for Lesson and Learning Studies, 11(1), 14-25. https://doi.org/10.1108/IJLLS-09-2021-0077
- 本研究では、高等教育の教員がどのように「CoRes」(Content Representations: 授業設計や教員の教育的知識の解明に役立つ手法)を使用しているか、授業研究(Lesson Study)の中でどのように統合されているかを検証している。これは、高等教育の教員養成におけるCoResと授業研究の統合に関する国際的な文献において初の研究である。