掲載日:2016年12月26日
日程 | 2017年01月10日 |
---|---|
エリア | 駒場 |
場所 | |
対象者 | |
主催 | |
タグ | OCW |
UTokyo OpenCourseWare x (UTokyo OCWx)での講義公開開始および講義収録のお知らせ
このたび東京大学大学総合教育研究センターは、2017年1月10日(予定)にUTokyo OpenCourseWare x (UTokyo OCWx)の運用および講義の提供を開始します。
この事業に関連して、Gilbert Strang 教授(MIT, the MathWorks Professor of Mathematics)を招聘し、1-2年生向け、および3-4年生向けの講義を行います。この講義は、本センターが開発した国際連携講義システムUTOPを用いて、複数の大学へ連携講義としても配信されますが、一般の方も、収録したものを後日UTokyo OCWxにてご覧いただけます。
今回1-2年生向けの講義を、記者の方々に公開しますので、本件について記事掲載および講義の取材等を是非お願いいたしたく、ご案内申し上げます。当日は講義やUTokyo OCWxコンテンツ収録およびの様子などをご覧いただけます。
記
日 時:平成29年1月10日(火) 14時55分~16時40分
場 所:東京大学 数理科学研究科棟 大講義室(駒場キャンパス)
案内図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_27_j.html
※報道関係の方は事前に、問い合わせ先の本センターまでお申し込みください。
※報道関係の方は当日直接、大講義室にお越し下さい。
(問い合わせ先)
東京大学大学総合教育研究センター 全学教育推進部門
TEL:03-5841-2020
E-mail:ocw@he.u-tokyo.ac.jp
1:背景
MITが2001年にNY Timesにて発表したOCW(注1)は、2002年に世の中に現れました。
2005年には東京大学もOCW事業に乗り出しました。さらに、2012年のedX、Courseraの発表によりMassive open online course (MOOCs)(注2)の動きに急速に火が付きました。
東京大学ではOCW、MOOCsに参加することにより、これらの「大学知の開放」事業に加わり、実際にそれらの利点、欠点を詳しく実体験してきました。その結果、今回、世界初の試みとして、新たにOCWxという新しいコンテンツ形式を用いて、いくつかのコンテンツを発表することになりました。
2:UTokyo OpenCourseWare x (UTokyo OCWx、http://ocwx.ocw.u-tokyo.ac.jp)とは
本サイトでは、東京大学およびそれ以外の大学の講義コンテンツをもとに、新しいコンテンツ形式に基づき、講義を提供します。
本サイトにて公開するコンテンツは、これまでUTokyo OCW(注3)に掲載してきた東京大学の正規講義、および東京大学がおすすめする他大学のOCWコンテンツをより学びやすく再編集したものです。
OCWコンテンツを基にすることにより、講義としての質の高さを維持し、場所や時間を選ばない、より学びやすいツールとしただけでなく、学習確認のための短い問題(課題)も提供します。このような形をとることによって、より広い人々に東京大学その他の講義を体験していただきたいと考えています。
3:OCWxコンテンツ
・「経済のグローバル化とひとびとのくらし」
白波瀬佐和子(東京大学人文社会科学研究科教授)
・「死すべきものとしての人間 ― 生と死の思想」
熊野純彦(東京大学人文社会科学研究科教授)
・「Linear Algebra」
Gilbert Strang (マサチューセッツ工科大学the MathWorks Professor of Mathematics)
4:注釈
(注1)OCW
大学で正規に提供された講義とその関連情報のインターネットでの無償公開活動です。
(注2)MOOCs
大規模公開オンライン講座(MOOC=Massive Open Online Course)は、オンラインで誰でも無償で利用できるコースを公開し、修了者に修了証を発行するサービスで、世界トップクラスの大学・機関によってさまざまなコースが提供されています。東大は日本初の試みとして、2013年9月よりCourseraで2コースを提供して以降、2016全10コース(Coursera6コース、edX4コース)を提供しました。登録者数は世界185か国以上から累計32万人を超える規模となっています。
(注3)UTokyo OCW
東京大学では「知の開放」プログラムのひとつとして、UTokyo OCWにて講義および関連資料を無償で公開しています。これらの資料等については、著作権の制限にしたがって、東京大学が許諾処理を行っています。また、ビデオ画像および音声から、自然言語処理の手法を用いてキーワードを抽出し、視聴者自身の言葉で検索できるようにしています。