語学教育推進(ALESS/ALESA、FLOW、TLP)

これらの言語教育プログラムでは、単なるコミュニケーション・ツールを超えたより実践的な言語能力を学生たちが身につけることを目的としています。受講生たちが論理的な思考力や発言力を向上させ、世界中の人々と外国語を通して自信をもってグローバルな問題を議論できるようになることを目指します

語学教育推進(ALESS/ALESA、FLOW、TLP)各プログラムの特徴

東京大学教養学部附属グローバルコミュニケーション研究センターが運営するALESS/ALESAプログラムは、2008年度にALESSを、そして2013年度にALESAを設立して以来、学生の主体的な学びを重視する画期的な英語教育課程を確立すべく、様々な取り組みを行っています。プログラムの中心を成してきた英語論文作成に加えて、2015年度からは、学術的な場での口頭発表や討論に必要な発話力の育成に重点を置いた授業(FLOW)も開講しました。

また、日本語と英語に加え、もう一つの外国語の運用能力を集中的に鍛えるための教育プログラムが「トライリンガル・プログラム(TLP)」です。

ALESS/ALESA

  • 1年生を対象とした英語ライティングの必修科目で、ALESSは理科系、ALESAは文科系を対象としています。
  • 短い論文を書き上げることを目的としています。具体的には、形式の整った書き言葉としての語彙、学術的な慣例に則った論の構成や論拠の提示の仕方に加え、特に理系の学生についてはIntroduction (導入)、Method (方法論)、Result (結果)、 Discussion(考察)から成るIMRD方式に基づいた英語論文の作成を行います
  • 学生は自ら行った研究について英語で発表するだけでなく、学生同士の質疑応答も全て英語で行われます。
  • 引証や参考文献の提示の仕方など、学術論文の基本ルールに精通するとともに、論点を明確に打ち出した小論文の構成方法を学びます。
  • これらの目的を達成すべく、根拠に裏づけされた主張を適切な段階を追って述べる力を養います。

FLOW (Fluency-oriented Workshop)

  • 1年生全員が履修するターム制(7週間)の必修クラスです。
  • 英語で学術的な討議ができるよう、学生のスピーキング力を養成することを目的とします
  • 授業はすべて英語で行われ、アカデミックな文脈での発話や対話のスキルを磨くことを指導の軸として展開していきます。
  • 自分自身の英語のスピーキング力を批判的に振り返ることを通して、長所と短所を分析する自己省察力を養い、弱点克服のために授業終了後も自律的に学習するための手段や方法を習得していきます。

東京大学トライリンガル・プログラム(TLP)

入学時に高いレベルの英語力を有すると認められる学生(上位一割程度)を対象とし、日本語と英語に加え、もう一つの外国語の運用能力を集中的に鍛えるための教育プログラムです。

  • 中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、韓国朝鮮語、スペイン語のプログラムがあります。
  • 履修期間は前期課程在学中の1年半で、修了要件を満たした履修生には、修了証が授与されます。
  • 教養学部後期課程のTLPでは「~語を学ぶ」から「~語で学ぶ」に歩を進めます。
  • グローバル化時代にふさわしい、深い教養と鋭敏な問題意識を身につけることを目指します。